イケダム in FabCafe
今日は FabCafe にやってきました。
FabCafe は喫茶店なのですが、お店の中に 3D プリンターやレーザーカッターなど、デジタルデータを使ってモノを作る (Fab る)ための機械がおいてあってレンタルすることができます。
例えば家で 3D オブジェクトのデータを作って持ってきて、3D プリンタをレンタルしてフィギュアを作る、なんてことができます。
本当はサイトで使いたい機械を予約してから来るとよいのですが、サイトだとイマイチサービス内容が分からなかったので、様子見で予約なしできてみました。
予約なしでも、空いている機会があればその場でレンタルできるようです。
ちなみに場所は渋谷のはずれのほうです。
距離自体はさほど遠くないのですが、ちょっとした坂があるのがネックです。
平日だったのですがそこそこ混んでいました。
けれどもそんなに機械を使ってる様子はなかったので、みんな本当にカフェとして使っているのかもしれません。謎です。
予約システムは、機械の予約というよりも同伴してもらうスタッフの予約のようです。
機械は複数あるのですが、スタッフの数の都合で全部の機械がフル稼働することはない様子です。
ということで、今日は Sense という 3D スキャナーを借りました。
写真右下で持っている、非常用懐中電灯みたいなのが Sense です。
これをスキャンするものに向けながら周りをぐるっとまわると、スキャンしたものの 3D オブジェクトデータが出来上がって、3D プリンタで印刷したりできます。
これを使ってイケダム&ミニダムフィギュアを大量生産するのです!
ちなみに価格は 5 万円で販売されています。安価でレンタルできるのは助かりますね。
で、この Sense なのですが、どうやら人とかのサイズのものをスキャンするのが基本らしく、20 cm 程度の イケダム・ミニダム のスキャンにはとても向いていないようです。
スキャンするものから約 40cm 離す必要があり、その時点で既にイケダム・ミニダムの身長よりも離れている必要があります。
Sense を向けながら周りをぐるっと回るのですが、少し動かすたびに誤差が出るらしく、最終的にはイケダムの真後ろに居るはずなのにスキャン状況の画面ではイケダムの横顔が映ったりしていました。
そしてできあがったデータがこちら。
周りを回るたびに誤差が出て、手が再度新しく付け足されるので大量に手が生えています。
ちょっとしたグロ画像です。
もう一つスキャンしてみたミニダム。
周りを回るために歩いた時のブレで、二重写しになっています。
脱皮しているようにも見えます。
というわけで、FabCafe のおかげで、残念ながら Sense で 3D スキャンするのは無理という、大変貴重な知見を得ることが出来ました。
3D モデリングツールを勉強して作ったほうが早そうですね。
FabCafe はこの他にも、レーザカッターを使ってアクリル板をカットしたり、革に刻印したり…ということもできるようなので、今後の製品開発の試作には便利に使えそうです。
渋谷がちょっと遠いのが難点。