イケダムです。
DETECTIVE X CASE FILE #2 ブラックローズを買いました。
一昨年の終わりごろに発売された「DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人」の続編です!
Web サイトを開くと物語がはじまって、
物語の進行に合わせて封筒を開くと写真や警察の調書などの捜査資料が同梱されていて
それを手がかりに謎を解いて物語を進行させていく...というゲームです。
謎解きだけでなく、本職のミステリー作家の方が作った物語も楽しめるという
コンセプトになっています。
前作をとても楽しく遊べたので、続編をずっと待ち続けていたのでした。
今作は発売が9/27(金)でした。
予約できるようになったらすぐに Amazon で予約したのですが、
実際に届いたのは発売日ではなく翌週の月曜日になってからでした。
本当だったらミニダム大明神がお怒り遊ばすような失態なのですが、
ミニダムはその時「知恵のかりもの」に夢中になっていたので、
Amazon は許されたのでした。
命拾いしましたね。
ミニダムの知恵のかりものも一段落してきたので満を持して遊びました。
前作の評判が良かったおかげか、前作でペラペラだった紙も
全体的に質の良いものになったようです。
また、前作でどこぞの無料のショートリンクサービスを使って
トラブルを起こしてしまう残念な一幕があったのですが、
今作では自社ドメインを取ってそういうトラブルとは無縁になっていそうです。
あと物語の中心になる登場人物には本職の俳優の方にやってもらっているようで、
動画などのクオリティーも上がったように感じます。
お金は大事ですね。
前作では多少無理のある謎解きの部分があったのですが、
そういった面もブラッシュアップされたようで無理なく解くことができました。
一方で無理なく解くことができたので、前作のようにうんうん唸りながら
たくさんある資料を読み返す...ということがなくなってしまい、
このあたりはバランスが難しいところです。
物語の締めも前作同様、後味の悪い感じがあり作家の方の腕が光っています。
ただ単に特定人物が悪人だったという一点に集約されるような内容で、
前作のやりきれない感じの後味の悪さに比べるとやや弱い印象があります。
ミニダム的には謎がきれいに作れている今作のほうが良作判定なのですが、
ぼくは作りが雑だった前作のほうが心に残る作品だったという判定です。
前作を遊んでからだいぶ経っているので思い出補正がかかっている疑いも。
シリーズ作品って難しいですね。