イケダムです。
Logicool のトラックボールマウスがかなりよかったので、
他のトラックボールマウスも試してみることにしました。
ということでこちらが
サンワサプライの MA-BTTB179BK になります。
バックトゥザフューチャーみたいな名前ですね。
Logicool の ERGO M575SP と同じく親指トラックボールです。
Bluetoothのペアリングも最大3つ切り替えができます。
そしてなんと、これ自体で 60 度の傾斜がついているのです!
完全に ERGO M575SP の上位互換ですね。
そしてなにより、実売価格が5,500円とリーズナブルです。
当初トラックボールを買うときに最後まで残っていた候補です。
ただレビューなどでマウスカーソルが飛ぶことがあるという話があり、
初トラックボールとしては採用しなかったのでした。
Logicool でよい感触を得られたので、試してみようという経緯です。
実際使ってみたところ、マウスカーソルが飛ぶということはなく、
レビューを見て心配していたことは杞憂でした。
ただ残念ながら Logicool よりはかなり使い勝手が落ちます。
かなり困る点として、形があまり手にしっくり来ません。
大型なのですが、それでいて手のひらに当たる部分の膨らみが小さく、
手にしっくり来るように持つと指先がボタンにいい位置に来ません。
逆に指先をボタンに合わせると手の平が浮いた状態になってしまいます。
大型なのに、かなり手が小さい人向けのデザインになっているようです。
ホイールが左ボタンの左についた変わった配置です。
手にしっくりこない問題の結果で指をボタンに合わせてマウスを持つと、
ホイールを使うときには人差し指を無理のある角度に曲げることになります。
変わった配置への慣れという問題ではない、使いづらい位置になっています。
また、ブラウザーの進む戻る操作ができる機能ボタンがついているのですが
ボタンの位置があまり良くありません。
トラックボールを持ち上げようと握ると、この機能ボタンを押してしまいます。
手にしっくりこない問題があるのでよく置き場所を直したくなるのですが、
そのたびに進む、戻るが誤って反応してしまいます。
ブラウザーを使って作業をすることが多いので、これは致命的です。
専用アプリケーションで設定を変更できはするのですが、
機能を無効化するためだけにアプリを入れるのは面倒です。
あとそこまで困る点ではないですがBluetoothの接続切り替え時のLEDの色が、
緑、青、水色と...なんでか全部寒色です。
接続した PC と色の対応を覚えるのはかなりムズいです。
なぜ白や赤を入れない。
...ということで、紹介記事なのにあまりよい話題がないのでした。
ただ逆に、ERGO M575SP が初めてのトラックボールなのにもかかわらず、
まったくこういった不満がなかったのが特別だったのでしょう。
それだけ Logicool が高い品質の製品を作っているということで、
ややお高いというのが難点ではあるのですが、それに見合ったものです。
ということで今回の記事は実はERGO M575SPを再評価する記事なのでした。