本日ご紹介するのはこちら、「火星の人」です!
NASA のミッションで火星に行ったが、事故で一人だけ取り残されてしまった主人公の物語です。
「オデッセイ」というタイトルで映画化して絶賛上映中だそうです。
ちなみに「オデッセイ」で検索したらゴルフのパターが最初に出てきました。
トヨタを抑えて一位に踊り出ているあたり、侮れないものがありますゴルフ。
ぼくはもともとは「バーナード嬢曰く。」というマンガで言及されていて
面白そうだなと興味を持ったのですが、そのまま忘れていました。
映画化の話題で書店で平積みされるようになり、見かけて思い出して買いました。
読むに至る経緯がすでにドラマチックですね。
取り残された主人公が独り火星で生き抜くために酸素や食料を作ったりする姿が
TV 番組の「鉄腕DASH」を髣髴とさせる、
というのがこの話の魅力としてよく取り上げられますが、
それ以上に、火星に取り残された主人公を助けるために
様々な人が立場を超えて立ち上がる、という
熱い少年漫画のようなシチュエーションがみどころです。
一つ問題が解決したらすぐ新たな問題が起き、もうだめだと思ったら
思わぬところから新しい助けがあって…と息もつかせぬ展開になっており、
飽きることなく最後まで読み進められるようになっています。
ということで大変おもしろかったのでこれは是非紹介せねばならないと思いました。