年末・年始休みに家でミニダムと遊ぶために、
オンラインリアル脱出ゲームキットをいくつか買っておきました。
「DETECTIVE X」や「忘れ物探偵」のようなスリルと興奮をもう一度!!というコンセプトです。
ゲームの進行はWebサイトで行い、キットに含まれる各種アイテムが
謎やヒントになっているという仕組みになっています。
Webページの情報だけでなく、手元でものをこねくり回していろいろ試行錯誤したり、
思わぬ形でアイテムを使うところが楽しみの根源です。
アイテムがたくさんあるのでぼくとミニダムが手分けして調べたりできるというのも
一緒にできる遊びとして魅力的です。
写真集に謎が隠されているという「ミステリー写真集『人が消える街』」、
海で拾った手紙入りボトルが謎になっている「Message in a Bottle」、
あと魔法をテーマにした「謎解き推理BOX 魔法探偵と不思議な宝石 |」
の3つを買いました。
3つあるから3日間は楽しめるね!とミニダムが年末の訪れを楽しみにしていました。
年末になる前に遊び始めそうな勢いでした。
...けれども残念なことに思ったよりも楽しめず、
「いや、これがハズレだっただけかもしれないので1日前倒して次のをやってみよう」
みたいな感じで次々遊んだ結果、2日で遊び終わってしまったのでした。
面白さのあまり...ではないところが悲しいところです。
面白くなかったから記事にしなくていいのでは、とも考えたのですが、
次回の商品選定のときの参考記録として記事になりました。
先の通り、謎解きにキットに含まれるアイテムが必要になるというのがウリなのですが、
実際にはほとんどキットは使用せず、Webの進行だけで大部分が済んでしまいました。
キットを広げて楽しめたDETECTIVE Xに比べると残念なつくりでした。
魔法探偵と不思議な宝石は、「宝石」というキーワードに惹かれたのですが、
別にキットに宝石が入っているわけではなく、謎やお話が書かれた紙があるだけで、
すべてWebで済んでしまいそうなものになっていました。
人が消える街、Message in a Bottle は、専用サイトで検索を行って謎を解く
共通の仕組みになっています。
ゲーム性のためではあるのですが検索に変な制限がかかっていて、
実質総当たりになるため、作業感が強い印象を受けてしまいました。
2つのキットで共通のシステムだったのもつらい結果になりました。
結果的にキット内のアイテムを思ったほど使わないので、消化不良感があります。
「エンディングまでいったように見せかけて、実はまだ隠された先があるのかも?」
と思わせる要素とも言えなくもないのですが、それまでの作業感が強すぎるため、
あるともないともわからない先を探そうという気持ちにはならないのでした。
DETECTIVE X の続編が待たれてなりません。