最近、スコーンの作り方を覚えました。
メープルシロップでいただくのがおいしいイギリスのお菓子です。
メープルシロップといえばホットケーキもありますが、
ミニダムがホットケーキをあんまり好きでないんです。
でもスコーンだと朝も飛び起きてくるんです。
そんなわけで突然ですが今日はスコーンの作り方をお送りします。
スコーンは雑に作るほど美味しくできると言われる伝説のお菓子です。
バターが冷えた状態で、粉と液が混ざり切らず生地がざっくりと
層状になっている状態で焼くと、よく膨らむそうです。
このため、バターの登場以降はいかに手早く、いかに必要最小限の混ぜで
済ませて作るかが大事になります。
そういいつつ手早くできるほど経験を積んでいないので、
保冷剤で冷やしながらやってます。
どれくらいちゃんとしたスコーンになっているのかよく分からないのですが、
強力粉のおかげでザクザクした食感は出てくれているので、
きっとスコーンです。
このページはぼくのiPhoneにブックマークされて
週イチで参照されることでしょう。
準備するもの:
常温のもの
薄力粉 90g
強力粉 40g
ベーキングパウダー 10g
砂糖 7g
冷やしておくもの
バター(有塩) 30g
溶き卵 1個
牛乳 卵と合わせて90gになる量
道具
ボウルx2 (a, b) aは大きめ。粉ふるいが入る大きさ。bは小さめでいい。
粉ふるい
ハカリ ゼロリセット機能があるものが望ましい。
保冷剤(大きいの)
オーブンと天板
スリッパ 飛び散った粉を踏んだ時の被害を抑えるため。
その他
メープルシロップ(重要)
オーブンを250℃に予熱する。
天板にオーブンペーパーをしいておく。
天板が複数種ある場合、底が均一に焼けるよう平らなものの方がいい。
(波々の底のやつだと焼きにむらが出る)
ボウルaに粉ふるいを入れて、ハカリに乗せる。
都度0リセットしつつ、
薄力粉 90g、
強力粉 40g、
ベーキングパウダー 10g、
砂糖 7g
を粉ふるいにいれる。
ボウルに粉をふるう。
粉ふるいの出番はここまで。
ここまではのんびりだらだら作ってよいのですが、
ここ以降はバターが登場するので急ぎになります。
ハカリでバター30gをはかり、ボウルaに入れる。
ボウルを保冷剤に乗せて、ドレッジやヘラでバターを
みじん切りにするようにして、細かくする。
粉チーズみたいになるって書いてあるんだけど
そんなにはならないのでほどほどで諦める。
なんとなく粉がバターでベタついた感じになる。
ボウルbをはかりに乗せてゼロリセット。
卵一個を割り入れ、牛乳を入れて合計90gにする。
(写真はオーバーランして100gになってる)
卵をつぶしてまぜる。ハカリの役目はここまで。
ボウルbの卵プラス牛乳を、ボウルaの全体にまんべんなく注ぐ。
しめった部分が減るほど後の作業がしやすい。
ボウルbにはまだ液がすこし残った状態になるが、
後で使うのでそのままキープしておく。
ボウルaを切り混ぜる。あまり混ぜないようにする。
粉のままの部分に液が行き渡らせるためだけに最低限混ぜる。
行き渡り切らなくて良く、どうやっても粉の部分が残る。
作業の間ボウルaは保冷剤に乗せたまま。
まな板に薄力粉を撒いて打ち粉にする。
粉が飛び散る運命なので、まな板はあまり端に寄せず、
少し奥に離す位置に置くと良い。
ボウルaの中身を全体まとめたかたまりとしてまな板に出す。
ボウルaには、くっつかなかった固まりや粉のままの部分が
どうやっても残るので、それは諦める。
写真の通り見た目の悪い物体ができる。
なお写真では打ち粉の量が多すぎた。
かたまりを押し延ばして、たたむ手順を3~4回繰り返す。
手早さが重要なので大雑把で良い。
最後はたたんだまま押し伸ばさないでこんもりした状態にする。
かたまりをドレッジかナイフで四つにブツっと切り分ける。
そこまで膨らむわけでもないので、この時点である程度
こんもりした形になっていると焼けたあともいい形になる。
オーブンの天板にのせる。
ボウルbに残った液を手につけて塗る。
ここで塗って湿った部分に焼き色がつく。
オーブンを200℃に設定して15~17分焼く。
焼いている間にボウルを洗ったり、
飛び散った粉を拭くなど証拠隠滅をする。
間違いなく飛び散った粉を踏んでいるので、
被害を拡大しないためにスリッパも拭く。
焼き上がり。熱いのでトングなどで取る。
たっぷりのメープルシロップでいただきます。
ジャムなどでもおいしくいただけますが
メープルシロップのおいしさにはおよびません。