イケダム in 2009年面白かった漫画大賞
まだ一回しかしていませんが毎年恒例、「今年面白かった漫画大賞」です。
- アンダーザローズ
- 中世ヨーロッパの貴族のお話。ちょっとダークで教育上よろしくない表現もありますが、目が離せない人間ドラマです。
- 日本人の知らない日本語
- 日本語学校の先生のエッセイです。日本語ってなんだろう?と考えさせられます。嘘。普通に笑えます。
- うちの3姉妹
- 3姉妹の子供を描いたエッセイ絵日記です。11巻まで出ています。3姉妹の三女が登場時はまだしゃべれないくらいの年齢だったのに、いまや幼稚園に行くまでになりました。日常を綴っている中に、人間こういうふうに発達していくのだなあ、という感慨を覚えます。
ブログの記事を本にしているそうなのですが、ブログ自体は見に行ったことがありません。ビバ、インターネッツ。 - 弱虫
- 何かあるとすぐに死にかける「弱虫」という虫(?ペット)を飼うおはなし。スタッフが作者の穂月想多という方が大好きで、その方の漫画を全部持っています。ただしとてもマイナーな作家なのか、作品がなかなかコミックにならず、また既刊のコミックも常に絶版状態でスタッフは常に嘆き悲しんでいます。
- 乙嫁語り
- 遊牧民のお話。この作者の前作の「エマ」は中世ヨーロッパ(英国)の話で当時の細かな描写が特徴的でしたが、今回も細かな描写が生きています。
- 観用少女
- 女の子の形をした観葉(観用?)植物が中心になる話。一話完結方式で、観用少女を題材にしてそれを買った人のドラマが繰り広げられます。
- 百姓貴族
- 実家が北海道の農家なエッセイ。「鋼の錬金術師」の作者の方なのですが、それとは関係なく農家エッセイとして面白いです。
- 宇宙兄弟
- 弟が宇宙飛行士になったのでお兄さんも宇宙飛行士を目指す話。がんばろうという気になる話。
- この度は御愁傷様です
- 死んだおじいさんが破茶滅茶で死後に遺族がコメディ的に大変な話。話運びが軽快で上手です。これは一冊で完結なのですが、同じ作者の「拝み屋横丁顛末記」も同じノリで読みやすく面白いです。でもそっちはオカルトなので人によってはダメかも。
- 聖☆おにいさん
- ブッダとイエス・キリストが現代でアパートで貧乏暮らしする話。ほのぼのテイストのお笑いでのんびりできます。
- ちはやふる
- 競技かるたクラブの高校生の話。かるたの競技ってあるんですね。それを面白く迫力ある形に物語にしている力量はすごいものです。
- 花と奥たん
- 東京が巨大植物(ビオランテ?)で壊滅したあとの世界で、「奥たん」が料理をして旦那の帰りを待つ話。横浜が舞台に登場したり、毎回おいしそうな料理を作るところでスタッフがコロッとやられたようです。
- 理系クン 結婚できるかな?
- 作者が彼氏の「理系クン」のことを綴ったエッセイ。スタッフによると、「理系クン」の行動パターンや性質が僕と一緒だそうです。この番組はフィクションであり、物語中の登場人物は特定の団体や人物とは一切関係ありません。